2025/05/08 10:00
美しく、機能的で、どこか詩的。
Rosenthal(ローゼンタール)の食器は、ドイツで生まれ、世界中にファンを持つ、使うアート”の代表格。
今回は、そんなRosenthalのヴィンテージ食器の魅力をたっぷりご紹介します。
Rosenthalとは?
Rosenthalは1879年、フィリップ・ローゼンタールによってドイツ南部・バイエルン州の森に囲まれた小さな町で、絵付け工房として産声をあげました。
創業者は、やがて「自分たちで磁器をつくる」ことを決意し、自社製造へ。
その決断が功を奏し、その高いクオリティと洗練されたデザイン性でヨーロッパを代表する磁器メーカーへと成長します。
数々のブランドを傘下に持ち、ドイツの巨人とも揶揄されるほどに。
【アート×食器】Studio-Line(スタジオライン)
Rosenthalのもうひとつの顔、1961年に始まったRosenthal Studio-Line(スタジオライン)。
建築家、彫刻家、インダストリアルデザイナーなど、その時代を象徴するそうそうたる顔ぶれのアーティストとコラボ。
「食器」という枠を超えた、デザイン性に優れたアイテムが次々と生み出されました。
ドイツ発のブランドでありながら、北欧デザインを代表するデザイナーも多く参加しています。
当店では、スタジオラインの中から、Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)によるデザインのアイテムもいくつかセレクトしています。
彼の作品は、フィンランドの大自然を感じさせる、静かで凛とした空気をまとっています。
用の美
Rosenthalのヴィンテージ食器は、一見シンプル。でも、見れば見るほど美しく、触れれば触れるほど愛着が湧く。
飾りたくなるのに、毎日使いたくなる、まさに用の美。
日常の中に少しだけ非日常を持ち込みたいとき。
お気に入りのパンとスープに、ちょっとだけ特別な器を添えたいとき。
そんな「暮らしを丁寧にしたい」気持ちに、そっと寄り添ってくれる存在です。
「美しいものを、日常の中に、ひとさじ。」
ドイツ磁器の魅力を知る入り口としても、アートと暮らしを繋げる存在としても、ぜひ一度手に取ってみてください。
