ポルトガル領マデイラ島 ラタンバスケット

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ポルトガル領マデイラ島の手織りの柳（ラタン）のかごです。

マデイラ島は、アフリカ大陸の北部にあるモロッコの隣りにある小さな南国の島。マデイラ島の柳編みは、1850年から続く伝統工芸で、沢山の太陽を浴びて育った上質な柳を使って、職人によってひとつひとつ手作業で作られています。ヨーロッパ では、マデイラ島の編み細工は高品質なことで知られており、イタリアの高級ブランドmiumiuのかごバッグにも採用されたことがあるほどなんです。フルーツを入れたり、ブレッドボックスや小物入れなどさまざまな用途で使える形とサイズ感で、軽やかな透け感が目に心地よいアイテム。暮らしの中で必要とされる様々な形を大きなものから小さなもので自在に作り出す職人さんたちは本当にすごい。市場でフルーツ用に使われるかご(最後の写真参照)から、家具や船までも作るとのこと！

現在、島の柳編み職人さんは10人ほどだそうです。柳を育て、皮を剥き、煮沸させ、枝を柔らかくして、色付けした後に柳編みをします。柳編みの工程は1年のうち数ヶ月だけなので生産量は限られており、そのほとんどヨーロッパ へ出荷されるので日本ではあまり知られていません。私自身、マデイラ島に行くまで知らなかった。

側面部分が1本で編まれているものと2本で編まれているものがあります。果物を入れたり、小物をまとめたり、壁に引っかけても可愛いかご。手作業で作られる作品なので、ひとつひとつ表情が異なります。


サイズ：Ｈ8cm φ26cm　
重　さ：130g
コンディション：新品ですが、天然素材ですのでささくれや写真に写りきらない細かなキズが見られる場合があります。また、職人により、ひとつひとつ手作業で作られた商品となり、多少の歪みもあります。気になる点がございましたら、追加で写真をお送りすることもできますので、お気軽にお問合せください。